teardrop’s name

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僕はしあわせだ。

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*アイソパラメトリック

2009/05/11*Mon*

『アイソパラメトリック』by森博嗣
読みました。
彼の撮った写真たちと、1ページに収まるような超短編で綴られた異色の作品集(ほぼ受け売り)
いやぁ、良いです。
静かな気持ちになる。なのにやたら心揺れる。面白い。
感化されて、うっかり私も超短い話書いてしまいました。
インスピの泉を感じる。

切り分けた西瓜のてっぺんが一番甘いみたいに、物語の始まりは目新しくて新鮮だから、良いところの凝縮って感じで美味しい。
興味をそそられるし無限の可能性を感じる。
西瓜の甘い部分を何度も味わってるような贅沢さがあります。
でも短いのにそこにはちゃんと息づいているものがあり。すっきりとした輪郭が自身の中に立ち上がっていった。

感想としては「自由だなぁ」
頭柔らかくなる。ナンセンスな森節(と私は呼んでる)も健在。

やっぱり森さん尊敬します…
2001年に限定盤で出版されたそうなので、もう店頭にはないのかな…?
お勧めです。


追記にて米返信です。

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*びっくりするほどユートピア!

2009/01/19*Mon*

感想さくっと書くー
こうしてみるとやはりラノベっぽい

左が『きみとぼくが壊した世界』by西尾維新
主な登場人物は病院坂黒猫と櫃内様刻。
もうねー何かもうあれですよ。こんなにかき回された本は初めてです。読者を翻弄しまくり。一章進むたびに疑心暗鬼が深まっていく;そして結局…そういうオチですか?!
壊したじゃないですよ。最初から壊れてる。メタってやつですか。メタにつぐメタ。もう何も信じられない。
読み終わって最初に出た台詞が「破綻してる…」つづいて「何なんだよもうー」悶えながら泣き笑い(いや、泣いてはいないけど)「ああ、こういうことね」って分かった気になってると足元をすくわれます。そこに身を任せられたら楽しいのではないでしょうか。

右は『不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界』by西尾維新
何でこんな今までのをくっつけただけのゴロの悪いタイトルにしたんだろう…
主要人物は病院坂迷路と串中弔士。
二作目で中学生だった彼は時を経て倫理教師になってました。そこへ臨時教師としてやってきた迷路。そこへ次々と殺されていく教師たち。最終的に十一人。死にすぎでしょう…

何だろう、読み終わってみると串中くんのキャラだけでもってた作品に思え、「うーんこれの面白さってどこにあるの?」って思った。メリハリのメリの部分が見えなかった。言うなら、最後のクライマックスだけだったのか。あれで納得するのは時間がかかったけど。

ヒントは表紙。既に無意識の刷り込みが行われています。気を付けて!



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*無茶しやがって…

2009/01/17*Sat*

いつのまにかバイトの一つをクビになってたrukiですひゃっほい。
では、この前読んだ本の感想などを。

素敵装丁

左は『もえない』by森博嗣
“装丁素敵で賞2009”暫定一位というところでしょうか。とても綺麗。
正直内容は心に残らなかったです。森さんは私的に当たり外れが大きい。それだけ色々な振り幅のものを書いているということだけど。
でも好きな作家さん四人衆(笑)の一人。『スカイ・クロラシリーズ』とか『どきどきフェノメノン』、『水柿助教授シリーズ』などはストライクでした。
ただ、写真から「もえない→萌えない」だと無意識に刷り込みされていたけど、「燃えない」でもあることが分かったとき、ちょっと「おっ」と思いました。
燃えないものって何だと思いますか…?なんてあおってみたり。

右は『町長選挙』by奥田英朗
もうね、伊良部シリーズ大好きなんです。表紙で外国人の赤ちゃんが逆さまになってるのが、このシリーズのサインらしいです。それに気付かずに読んでいて「伊良部先生」の言葉を発見したとき、「あ!伊良部シリーズだったの?!」と胸が高鳴りました。

権威ある病院のご子息、伊良部先生は神経科医。ただしどう見ても先生らしくない、ぶっとんだ先生。
肥満体で訪問診察を頼まれても面倒だから「いやだよーん」と言っちゃう子供みたいな(子供と本気でケンカする、大人げない)先生。やってきた患者には有無を言わさず注射を打ち、それを傍から興奮MAXで凝視する変態医師なのです。
でも、そんな常識のカケラもない(ようにみえる)彼のもとを訪れる精神を病んだ人々は、不思議と癒されていく。もちろん最初は「何だこいつは!もう二度と来てやるもんか!」と怒って去る人も「この人は何なんだ…?」と疑心暗鬼になる人も、三者三様の反応。でも計算なのか無邪気なだけなのか、私利私欲にまみれた(賄賂とか平気で受け取っちゃう)伊良部先生は最終的に一人ひとりに最善の手ごたえを残していくのです。
〇リエモンを彷彿とさせる登場人物が出てきたりして、結構時事的なネタを多く扱っていることも特徴。

シリーズの中だと、個人的に『空中ブランコ』が一番面白かった。
心の病を抱える深刻な患者と、チリほどの悩みもなさそうな伊良部先生。そこに起こる化学反応…

悩みって誰にもあるし、何が病かなんて線引きは難しい。いってみれば、日本人みんな病んでるともいえる。だから、彼みたいな人が常識の枠を離れて無茶苦茶やってくれることが、とても痛快で、笑えて、同時に考えさせられる。

ずっと…見てるよ…

そして新しく借りた本(一部)
『夜のピクニック』by恩田陸
『ツギハギ姫と波乗り王子』by桜井亜美

ん?何か視線を感じる…(; ・`д・´)



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*中に誰もいませんよ?

2009/01/12*Mon*

シュールな世界(画面をクリックしてstart)

    いらっしゃい

「rukiさんってシュールですよね」と何度か言われたことのあるrukiです、こんばんばん。
シュールとは超現実的ということ。現実を超えているというわけです。現実とかけ離れている、つまり非現実的とイコール。
だから「超自然」なども、既に自然ではないと状態といえます。早く人間になりたい。

緑って珍しい

西尾維新の『不気味で素朴な囲われた世界』読み終わりました。

最初は大したことない(ように見える)事件と遅々とした進みに「むーん」と思ってたのですが(まぁ饒舌にすぎてgdgdするのが彼のやり方ともいえます)やっぱり後半巻き返されて、「ほぉ、そうきたか」とヤラれました。
何気なく紛れた一文に重大な鍵があったりするので、慎重に読んでたつもりだったのですが…

この本で一応探偵役をはるのは病院坂迷路。女子中学生のくせに学ランを着ているのはいいとして、この人、探偵役にあるまじきことに一言も喋りません。ワトソン役の串中弔士くんとどうコミュニケーションをとっているのかというと、「アイコンタクト」というんですから…ぶっとんでます。
推理も全てアイコンタクト。何ともはや、表情豊かな迷路さんです。
でも彼女が変人かというと、正直本編に出てくるみんな変人で、串中くん自身男ながらセーラー服を着ているし、嘘しか言わない先輩がいたり、まぁ色々おかしなことになってます。

動機が弱い気がするけど、それでも「ありえないとは言えない」というのが、身近というか、うすら怖いというか…そこが「不気味で素朴」ともいえます。

「囲われている」という感覚は私も昔からもってる。空と地面に板挟みになって、ここから出られないんだ、っていう。

印象に残った台詞。

 別にどう転んでもよかったんだ。
 囲いが取れれば―それでよかった。

 「きみ達は―囲われているが」
 「僕達は―壊れている」


最終的に、やっぱり面白かったです。今日寒すぎ。



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*褒美としてオプーナを買う権利をやろう

2008/11/27*Thu*

0時を過ぎてパソコンを閉じ、本を読むひとときに、何だか幸せを感じる。
読んでいるときより、読む前の「さぁ、ちょっと本でも読むかな」って思う瞬間。

book.jpg

昨日『私は別人』byシドニィ・シェルダン(原題 A STRANGER IN THE MIRROR)読み終わりました。
やっぱ彼の書くものは面白いわぁ。ベストセラー作家だしね。見事にカタルシスを感じました。

冒頭に豪華客船で起こった不可思議な出来事がでてきて、「お、ここで殺人事件でも起こるのかな」と思ったら、真相は明かされないまま時間軸は過去にさかのぼる。
そこで出てくる人物の中にはその船に乗っていた者もいて、さてこの人たちがどうつながってくるのか…主要人物はその誕生から転機や死まであますことなく描かれます。上下巻に分かれてるのでボリュームあり。
えーそんなん面白いのーって感じですが、私は好きです。こういう人間模様。何の変哲もないような人間が夢をもってスターへの階段を駆け上がっていく。そこには生半可ではない努力や裏切りや失敗、奇跡的な出会いもある。
段々感情移入してはらはらしたり、血沸き肉踊ったり。ドラマティック、数奇としかいいようのない運命。それが霧が晴れるようにひとつの線に結ばれたとき、「はーっ」て胸が一杯になる。これだから本を読むのをやめられない。

一言いうならどんどんスケールが大きくなって期待が大きかった分、ラストがしょぼい気がしてしまったことでしょうか。ありというならありですが。
誰も本当の悪人ではなかったのに、こんな結末が用意されているなんてね。

アカデミー出版から超訳シリーズというのが出ていて、これは翻訳ものに特有のまどろっこしい文体が苦手な人にオススメです。翻訳っぽさを排していて、ふつうにスラスラ読めます(私は翻訳調も好きですが)
シドニィ・シェルダンやダニエル・スティールのべストセラー本がここから出てます。いや、私も大して読んでないけどw気になったタイトルがあれば手にとってみては。

今は『ビタミンF』by重松清を読んでます。
彼は本当に小説上手い。プロだし当たり前なんだけど。文章にクセがないので誰にでも受け入れられやすいと思う。それでちゃんと狙った効果をあげる。ちなみに直木賞受賞作。






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