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僕はしあわせだ。

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*☆クビシメロマンチスト

2012/10/09*Tue*

戯言シリーズ二作目 クビシメロマンチスト(人間失格・零崎人識)
この作品は作者が三日で書き上げたと聞いています…え、ほんとに?
かぬぁり分厚いですが…




細かい粗筋はどこかに任せて、一言でいうと柄にもなく同級生にバースディパーティに誘われたいーちゃん、死神のようって作品です

つまりパーティのメンバーがどんどん死んでいくわけですね…

一作目を私は「一番まともにミステリしてる」と評しましたが、二作目はその点「物語としてよくできてる」と言えると思います
他にはない情感、みたいなものがすこーしあります。登場人物も他と違いふつうの大学生なので、割と近づいて感じやすいのかも。
大学生の割にあまりその描写がない戯言遣い(実際ほとんど行ってないが)の大学生活、その交友関係を垣間見られるのもポイントでしょうか

この作品の個人的見どころとしては『刑事佐々沙咲、斑鳩数一と渡り合ういーちゃん』『殺人鬼零崎人識と一戦交えるいーちゃん』ですね

この作品において戯言遣いいーちゃんの鏡の向こう側、零崎人識との出会いが描かれるわけですが、それは驚くくらい本筋(同級生殺人事件)とリンクしません
このはぐれ者感が人識という存在を表していていいですね(実はリンクしていたことは外伝で描かれるのですが)

抜粋コーナー

 同級生葵井の誘いを断った戯言遣いに対して
「でもでもでもっ!それでも話も聞かずに断るなんて、いっくん滅茶苦茶だよっ!≪中学二年生にしてバンド結成、ただしメンバー全員ベース≫みたいなっ!」

 彼女のこのフリはちょいちょい出てきます


零崎は笑って。
ぼくは笑わなかった。

 度々出てくるこのフレーズ


 同級生智恵と戯言遣いの会話
「ぼくは生まれ変わりたくなんてないな。早く死にたい」
智恵ちゃんは「そうだろうね」と優しく微笑んだ


 零崎と戯言遣い
「よう、欠陥製品」
「やあ、人間失格」

「お前だよ。お前は葵井のこと、どれくらい好きでどれくらい嫌いなんだ?」
「好きが零で嫌いが零だ」
「うわっ……」ちょっと後ろに引いてしまったような、引き攣った声を漏らす零崎。
「ひっでぇ……、お前ってえげつないのな」
「殺人鬼に言われたくない」
「うるさい傍観者」

 黒尽くめの犯人に対して零崎
「殺してバラして並べて揃えて晒してやんよ」

 犯人と戯言遣い
「友達よ。好きだった。だけど、何があっても首を絞めないほどに好きだったわけじゃない
それともあんたは、友達を絶対殺さないっていうの?どんな理由があろうとも、友達は絶対に殺さないっていうの?」
「殺すかもしれない存在を、ぼくは友達とは呼ばないね」

 哀川潤(請負人)から戯言遣いへ
「統計?二十年も生きてきて出る言い訳が統計なのか?
そんな馬鹿らしいもん信じてんじゃねーよ。十万回に一回しか起きないことは一回目に起きるのさ。一番最初に会った相手は百万人に一人の逸材なのさ。確率は低いほどに起きやすい。≪統計≫?くだらないくだらない……奇跡なんて一山いくらの二級品だってのにさ」


二作目は割とお勧めしやすい…かもしれない

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*クビキリサイクル☆

2012/09/24*Mon*

これからたまに西尾維新氏の戯言シリーズなぞを私なりに解説(感想?)していきたいと思います
ここは私のブログなので、私の書きたいことを書かせてもらいますぞ

とはいっても西尾氏は人には全くお勧めしない作家なので、これを読んでも本作を読むことはそこまで推奨しません…;
ただただ自己満足です。

なんてったって読み始めたそばからいらいらするし、中盤に入ってもいらいらするし、読み終わっても何も心に残らないという怒涛の戯言ぶりです
でも何で私全巻ちゃんと買って持ってるんだろうって感じですが(本を買うって非常に稀なこと)
でも、個人的には世界シリーズのが好きです。

まずはそうですね、戯言シリーズの一巻目にして処女作である『クビキリサイクル』

きちんとしたあらすじは色んなところに載ってるのでそこに任せます
ざっくりいうと、天才たちに囲まれて自分の矮小さを思い知らされるいーちゃんって感じです←




この作品はですね…一番まともです。
9冊ある戯言シリーズの中で唯一きちんとミステリしてます
いつもやや蚊帳の外感のある玖渚友(ヒロイン)もいーちゃん(主人公・戯言遣い)と一緒に推理します

この作品での個人的見どころは二つ、占い師の姫菜さんにたじたじにされるいーちゃんと、てる子さんとの会話場面

私はこのシリーズ特に好きな登場人物がいないのですが、あえて挙げるならこのてる子さんですね!
三つ子メイドの三女であるてる子さん。
決して媚びず、戯言遣いに死んだ方がいいとのたまうその率直さ、豪胆さ、賢明です。
フィジカルとしての強さも持ち合わせてるのが素晴らしいですね
零崎人識も好きですが、外伝?零崎シリーズで開眼したのでここでは省きます


本作からの一部抜粋コーナー

戯言遣いと園山赤音(学者)との会話
赤「女性の喫煙は嫌いってタイプかね?君は」
い「いや、別に女性に限りませんけど、煙草は健康に悪いですよ」
赤「健康が煙草に悪いのだよ」

「苦労をしたことは一度もない」
きっぱりと赤音さんは言った
「ただ、努力はしたがね」

玖渚(技術屋)の言葉
「人それぞれ、苦労があるもんだよ、いーちゃん」
玖渚が分かったようなことを言った
「誰だって苦労してるし、そうじゃなくても努力はしてる。
何の苦労もなく何の努力もせず生きてる人間なんて僕様ちゃんくらいのものさ」

屋敷の主人赤神イリアにここでの生活が楽しくないか聞かれた玖渚
「ううん、楽しいよ。すごく楽しい。僕様ちゃんはいつでもどこでもどこまでも楽しいんだ」

いーちゃんに料理をつくれという玖渚
「なんでぼくが」
「だっていーちゃんが料理作ってる後ろ姿ってうにょいもん」

「おい、友」
「何?いーちゃん」
「頼みがある」
「引き受けたよ。何?」

赤音「きみは玖渚ちゃんのことが、好きなのかな?」
い「――別に。そんなことは、ありませんよ」

い「赤音さんには、あるんですか?殺されてもいいって思うような瞬間が」
「瞬間?瞬間だって?私は、常に、そうだ」
はっきりと、赤音さんは即答した
「死ぬべき時節には死ぬがよく候、だよ。私は、園山赤音には、いつ、どこで、誰に、どんな風に、どのような理由で殺されようとも、文句を言うつもりは一切、ない」

「おい、起きろ、友」
「……うに……?……はよん。いーちゃん、髪くくって」
「それどころじゃないみたいだぜ、友」
ぼくの台詞に玖渚は目をこすりながら、とぼけたように「じゃ、顔も洗わなくていいね」と言った

戯言遣いとてる子さんの初めての会話
「てる子さん、何か言いましたか?」
「あなたは一度死んだ方がいいと言ったのです」

未来も他人の頭の中も見通せる姫菜さんと戯言遣いの会話
「あたしはね、二年後以上の未来は見えないんだよ」
「それは能力の限界という意味ですか?」
「あたしが死ぬって意味」

哀川潤(請負人)から戯言遣いへ
「あたしのことを名字で呼ぶな。あたしを名字で呼ぶのは敵だけだ」


この作品における引っ掛かりは…てる子さんが一旦島を離れたこと。
彼女の役目を考えれば絶対的におかしいと思うんだけど(むっちゃ物騒になってるときに!


二巻目へ続く…someday




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